「あっはっは・・・へぇ〜・・・そうなんだ・・・
百合子の彼氏って康介君の親友だったんだね・・・
皆、同じ大学だもんね〜・・・
じゃあ、こないだ百合子がここに連れて来た子がその拓海君って訳か・・・」
「えぇ・・・そうなんです。
僕も百合ちゃん、実は前から好きだったんです・・
だからショックで・・・
親友の拓海に出し抜かれたって感じで・・・」
空になったワインボトルが二本並んだテーブルの上を、時折二人の打ち解けた笑い声がぶつかり合っている。
康介と凛子の会話は、妹の百合子の話に及んでいた。
アルコールが廻った康介は緊張が解けて幾分饒舌になり、彼が心に秘めていた百合子への想いを凛子に語っている最中だった。
凛子のほうも顔を紅潮させながら興奮気味に話している康介の目を見つめ、興味深そうに耳を傾ける。
「なんだぁ〜・・康介君、酔ったら結構話すんじゃない・・・
素面じゃ話せないわよね、こんな事・・・
しかも本人の姉に向かって・・・
でも康介君が百合子の事、好きなんてね・・・
ちょっと妬けちゃうなぁ〜・・・
私みたいなおばさんはもう康介君みたいな若い子は相手してくれないのよね〜・・・」
凛子のその言葉に、アルコールで赤く染まった康介の顔が一瞬正気に戻った。
フワフワと宙を彷徨う視線、そして小さく震える彼の指先に、凛子は妖しい視線を投げかけながら思った。
・・・ウフフ・・・康介君、やっぱり私を意識してるわ・・・
・・・可愛いわね・・・
・・・もうちょっと苛めちゃお・・・
「あぁ〜・・・私がもっと若かったら・・・百合子みたいにモテるのになぁ〜・・・」
そう呟きながら膨れっ面を見せた凛子が、テーブルの皿の上にあった骨付きウィンナーを指先で摘んだ。
そして、唇からピンク色の舌先を出すと、その先をチロチロと舐め、康介に見せびらかすかのようにゆっくりと口の中に頬張った。
心の奥底まで見透かされそうなほどの凛子の大きな瞳に、小悪魔のような悪戯な光が浮かび上がる。
さらに淫靡な仕草で見せ付けるようにウィンナーを咥え込んだ妖艶な唇・・・
アダルトビデオでしか見たことがないフェラチオにも似た光景が、今、康介の目の前にあった。
妖しく濡れた唇から、肉棒の味を堪能するかのようにねっとりと絡みつくピンクの舌先が時折見えては、康介に淫らな連想をさせる。
彼は思わず勃起してしまったペニスをジーンズの上から押さえつけた。
・・・ンフッ・・・反応しちゃったみたいね・・・
・・・こうなったら徹底的に・・・
「んはぁ〜・・・美味しいわぁ・・・このウィンナー・・・
噛んで飲み込むのが惜しいくらいの食感で・・・弾力があって・・・」
チラチラと見えていた凛子の舌先がその姿を現した。
彼女は舌を尖らせて上下に何度も往復させると、頭の部分からすっぽりと咥え込み、はしたない音を立てながら咥え込んでいく。
凛子のその淫猥さに、康介は固まったようになりながらも鋭い視線を彼女に突き刺した。
・・・うわぁ・・・凄い・・・凛子さん・・・
・・・まさか・・・
・・・これって誘惑されてるのか・・・?・・・
「聞こえてた・・・?」
凛子がいきなり康介にそう言った。
彼女の唐突な発言に彼の肩がビクンと震える。
凛子が発した言葉の意味も分からず呆然としている康介に、彼女が再び尋ねた。
「私がこの部屋に引っ越してきた日の夜の事よ・・・
聞こえてたんでしょ?・・・私の声・・・」
康介は目が回るほどの衝撃を受けた。
不意打ちを食らった彼の身体全体が激しく熱を帯び、再び襲ってきた緊張感にガタガタと震え始める。
つい目の前のテーブルにあるグラスを握り締め、半分ほど残っていたワインを飲み干す。
凛子は摘んだウィンナーになおも卑猥に舌を絡みつけながら、潤んだ瞳で康介の目を覗き込んだ。
「は・・・はい・・・」
彼女に見透かされていたという事と、次第に妖しい光を放つ凛子の眼差しに耐え切れず康介は俯きながら小さな声でそう呟いた。
「あの日は結構おっきな声出しちゃったからなぁ〜・・・
久しぶりだったしね〜・・・」
凛子は摘んでいたウィンナーをテーブルに戻すと頬杖をついた。
そして色っぽい表情で溜息混じりにそう呟いた。
そんな彼女から視線を外す事なく、康介が無言で小さく頷く。
その時、凛子の流した眼がキラリと光った。
「でもね〜・・・康介君の声も聞こえてたんだよ・・・
私の声を聞きながら何をしているのか想像してたら・・・たまんなくなっちゃったんでしょ・・・?・・・
もしかして・・・自分でヤッちゃった?」
康介は顔から火が出るほどの恥ずかしさを感じながらも、目の前の妖艶な人妻の唇から発せられる挑発的な言葉に再び頷くしかなかった。
次第に淫靡な響きを含む凛子の声・・・
康介の中に再びあの夜の彼女の嗚咽が響き渡る。
・・・「はぁぁ・・・ダメェ・・焦らさないで・・・欲しい・・・欲しいの・・・」
熱く潤んだ康介の視線の先では、ことごとく男を刺激する若妻の火照りを帯びた妖艶な顔がこちらを見ている。
白いタンクトップを大きく膨らませた彼女の胸の谷間が、彼を淫猥な世界へと誘っているようだ。
タンクトップ越しでも判るツンと尖った乳首が、彼女の女の情欲を彼に伝えていた。
そして凛子が白く細い指先で長くサラリとした髪を色っぽく掻き上げた瞬間、康介は今すぐに彼女に襲い掛かってしまいたいという衝動に駆られた。
・・・はぁはぁ・・・もう・・・我慢出来ない・・・
康介の興奮は最高潮に達しようとしていた。
今まで経験したことがないような烈しい高まりだった。
股間を触らずとも達してしまいそうな程の興奮だ。
心臓の鼓動が高鳴り、彼の身体を激しく滾らせる。
そして肩で大きく息をしながら発情の様相を見せる康介に悪戯な視線を投げかけながら、なおも凛子の淫靡な言葉が降りかかった。
「あ〜ん・・・何だか熱くなってきちゃったなぁ・・・
康介君の一人エッチ、想像してたら・・・
今もアソコが元気になっちゃってるんでしょ?
してあげよっか・・・?・・・私が・・・」
康介の目が大きく見開かれた。
顔を艶やかに火照らせた凛子の瞳が妖しく潤んでいる。
・・・あぁ・・・とうとう凛子さんと・・・
・・・あぁ・・・ついに俺の・・・童貞を・・・
真っ赤な顔で目を見開いた康介が、思いがけない凛子のその言葉に何度も頷いていた。
次の瞬間、康介は突然自らの股間に違和感を覚えた。
いつの間にかテーブルの下から凛子が手を伸ばして彼の股間を弄っている。
それは康介の視覚を強烈に刺激する淫靡な光景だった。
白く透き通った彼女の指先が、彼のジーンズの上で淫猥な動きを始めようとしていた。
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