美由紀はいつになく緊張していた。
結婚して初めて旦那以外の男と逢うのだ。健二というその男と初めて接触したのは、パソコンの・・・俗に言う出会い系サイトだった。
美由紀の旦那は証券会社に勤めるエリートサラリーマンで仕事熱心な男だった。
いつも帰りが遅く、専業主婦の美由紀にとっては退屈な毎日の繰り返しだった。
美由紀は29歳・・・旦那は32歳・・・今だ子供に恵まれず、旦那の両親には美由紀の身体に原因があるのではと言われ、そのことが美由紀にとっては辛いのだった。
“だって・・・あの人ったら・・セックスもしてくれないんですもの・・・子供出来ないのも当然よね・・・”
もともと淡白で結婚当初からセックスに対して消極的だった旦那が、32歳という若さで課長に抜擢され、帰りはいつも深夜、休日さえ接待しなければならないという状況が、だんだんと夫婦関係をセックスレスへと変化させていったのである。
美由紀の方は男性経験は乏しいながらも三十路を前にして最近だんだんと身体が疼くような感触を覚え、本屋で顔を赤らめながら買ってきた淫らな小説を読みながら昼間一人で自分の身体を慰めているのだった。
“はぁ〜ん・・凄い・・こんなことされてみたい・・・
あの人はこんな風に私のアソコ舐めてくれないんだもの・・・”
美由紀が見ている本ではスカートを捲くられパンティーをずらされたまま四つん這いの格好でクンニされている美由紀と同年代と思われる若妻が喘いでいた。
それを見ながら美由紀はソファーに座り脚を開き、黒いタイトスカートを捲くり上げ白いレースのパンティーの上から一番感じる部分を指でそっと撫であげるのだった。
“あんっ・・いい・・”
最近、セックスとは縁のない美由紀の身体はすぐさま反応し、パンティーの中はじんわりと濡れてくるのだった。本に描かれている官能的な描写を見ながら美由紀の指はだんだんとパンティーの中へと入っていった。
“あぁ・・ん・・この女の人、気持ちよさそう・・・
こんなに脚開かれて、こんな長い舌で舐められて・・・”
美由紀は自分が舐められているような錯覚を起こし、パンティーを脱ぎ捨て、
下半身を露にし、今度は左手でクリトリスを刺激し右手の中指をおま○この中に入れてみた。
“はぁ・・はぁ・・んんっ・・こんなに濡れちゃってる・・
はぁん・・欲しい・・固いの欲しいよ・・”
最近覚えたばかりの自慰に酔いしれ、美由紀は絶頂へと上り詰める寸前だった。
クチュクチュという淫靡な音が静かな部屋に響き渡り、またそれに聴覚が刺激され、
美由紀の腰が自然と前後にいやらしい動きを始めていた。
“はぁ・・ん・・もう・・ダメ・・イキそう・・
はぁ・・はぁ・・気持ちいい・・あ〜・・・
いや〜ん・・・イクぅ〜!”
美由紀の腰が波打つように仰け反り、ビクンビクンと痙攣したように美由紀は果ててしまった。
強烈な絶頂に襲われた美由紀はしばらくして我に返り、
“はぁ・・イッちゃった・・今までは自分でしてもこんなにならなかったのに・・
最近エッチなことばかり考えているからかな・・・”
美由紀はいつもの貞淑な妻に戻り、突然の罪悪感に襲われるのだった。
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